親知らずの抜歯
目次
親知らずとは
親知らず=第三大臼歯=智歯(ちし)
親知らずは一番前の前歯から8番目の歯にあたります。そして親知らずは永久歯の中で最後に生えてくる歯です。
永久歯は通常15歳前後で生え揃いますが、親知らずは生える時期がたいていの場合10代の後半~20代~の前半で、「親に知られずに生えてくる歯」であることが名前の由来といわれています。
親知らずはまっすぐ生えないことが多い
現代人では親知らずの生えるスペースが狭いことがほとんどで、それゆえに、親知らずが曲がって生えたり、親知らずが横を向いて生えたりすることも多く、そういった場合には痛みや、隣りの歯をどんどん押してしまい、結果として歯並びに影響が出るなどのトラブルが起こりやすくなります。また、歯ブラシが行き届きにくくなり、むし歯や歯周病を招いてしまうことにもつながりやすくなります。
親知らずによるトラブルを防ぐための抜歯も
このような口腔内の、親知らずによるトラブルを解消、または防ぐためには、親知らず抜歯のケースもあります。また、親知らずは、歯ぐきの中に歯が隠れているケースも珍しくありません。そのため、適切な抜歯を行うためには、親知らずの状態を正確に把握することが大切となります。埼玉県川口市の当院では、歯科用CTなどを使用して、正確な診断を行い、治療計画や手術の精度を高めています。
親知らずは抜歯した方が良いことがある理由
親知らずによる悪い影響
大人になってからだんだんと前歯が重なってきてしまったという方がいらっしゃいます。このような場合に、親知らずが原因となっている場合があります。親知らずが生えてくることで、歯が奥から順番に押されて前歯までが動いてしまうのです。また、親知らずが手前の奥歯を押して穴をあけたり、割ってしまうこともあります。
現代人の顎が、古代の人のそれと比べ、小さくなってきたことで、親知らずが健康的に生えるためのあごのスペースが足りていないことが多いことが、親知らずによるトラブルの一因となっています。親知らずの9割は抜歯の対象といっても過言ではありません。
埼玉県川口市の当院では、親知らずの抜歯は、問題が無ければ、歯肉剥離から抜歯まで平均的に10分程度の時間で終了してしまいます。当院では、親知らず抜歯のスペシャリストとして多くの抜歯を行っており、「親知らずの抜歯ができないといわれた」「大学病院までは行きたくない」などの患者様など、遠方からも来院されます。
難しい親知らずの抜歯
埼玉県川口市の当院では、親知らずの治療では豊富な経験を活かし、問題が無ければ、歯肉剥離から抜歯まで平均的に10分程度の時間で終了するほどの技術を有しています。
親知らずは、多くが斜めになっていたり横向きになっていたりといった状態で、顎の骨の中に埋伏している場合も多く、経験の浅い歯科医師や、口腔外科に精通している歯科医師でないと抜歯は困難であることが多く、専門的な技術が必要となります。
実際、一般的な歯科医院では抜歯が困難であるとの診断で、大学病院の口腔外科などに紹介されることが多い現実があります。
埼玉県川口市の当院では、難しい状態の親知らずの抜歯にも対応しております。通常は通院で行いますが、痛みに弱い方は、静脈内鎮静法を行い、痛みを感じにくい状態での抜歯も可能です。
当院では、一般の歯科治療だけでなく、口腔外科手術にも精通しております。
どんな些細なことでも、是非ご相談ください。